レボビーストロケット 雷魚

雷魚釣りのリール選びで、アブガルシアの「レボビーストロケット」が気になっていませんか。

その圧倒的なパワーとギア比10.1:1という巻き取りスピードは魅力的ですが、本当に自分の釣りに合うのか、他の人気リールと比べてどうなのか、購入を迷う方も多いはずです。

この記事では、レボビーストロケットが雷魚釣りに向いている理由を長所・短所の両面から深掘りし、シマノのカルカッタコンクエストMDやダイワのタトゥーラTW 400といった強力なライバル機種と比較。

あなたに最適な一台を見つけるための判断材料をすべて提供します。

結論から言えば、フロッグゲームでの手返しの速さと、ヘビーカバーから強引に引きずり出すパワーを最優先するなら、レボビーストロケットは最高の選択肢です。

結論 レボビーストロケットは雷魚釣りに最適なリールなのか

「レボビーストロケットを雷魚釣りに導入したいけど、本当に使えるの?」

高価なリールだからこそ、買ってから後悔したくないですよね。

結論から言うと、手返しの速さとパワーを両立させ、ヘビーカバーから雷魚を素早く引き離したいアングラーにとって、アブガルシアのレボビーストロケットは非常に強力な武器になります。

特に、10.1:1という驚異的なギア比がもたらす巻き取りスピードは、他のリールを圧倒します。

フロッグが着水した直後のラインスラック(糸のたるみ)を瞬時に回収し、即座にアクションへ移れるため、ショートバイトを逃さずフッキングに持ち込めるチャンスが増えるでしょう。

また、そのパワフルな巻き上げ性能は、分厚いヒシモやウィードといったヘビーカバーに潜む巨大な雷魚とのファイトにおいて、主導権を渡さずに一気に引きずり出すことを可能にします。

ただし、そのピーキーな性能を最大限に引き出すには、ブレーキ設定への慣れや、リールの自重を考慮したタックルバランスへの配慮が不可欠です。

この記事では、レボビーストロケットが持つ具体的な長所と、購入前に知っておくべき注意点を詳しく解説します。

さらに、人気ライバル機種である「カルカッタコンクエストMD」や「タトゥーラTW 400」と徹底的に比較することで、あなたの釣りスタイルに本当にマッチする一台なのかを判断する手助けをします。

雷魚釣りに求められるリールの基本性能とは

「レボビーストロケットが雷魚に良いって聞くけど、そもそもどんなリールが必要なの?」

そんな疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

雷魚釣りは、他の釣りとは一線を画す独特で過酷なスタイルです。

そのため、リールにも非常に特殊で高い性能が求められます。

ここでは、雷魚用リールを選ぶ上で絶対に外せない3つの基本性能について、詳しく解説していきます。

この基準を知ることで、レボビーストロケットがなぜ注目されるのか、その理由が明確に理解できるはずです。

ヘビーカバーから引きずり出すパワーと剛性

雷魚は、ヒシや蓮、アシなどが水面を覆い尽くす「ヘビーカバー」と呼ばれる場所に潜んでいます。

ヒットした瞬間、雷魚は猛烈な勢いでカバーの奥へさらに潜ろうとします。

この時、少しでも主導権を渡してしまうと、ラインがカバーに絡みつき、ラインブレイクやフックアウトの原因となってしまいます。

そのため、リールには魚に一切の隙を与えず、強引にカバーごと引きずり出すほどの圧倒的な巻き上げパワーが不可欠です。

また、そのパワーを受け止めるためには、リール本体が歪んだり、たわんだりしない「剛性」も極めて重要になります。

高負荷な状況でもびくともしない、金属製の高剛性ボディは雷魚リールの必須条件と言えるでしょう。

フロッグを操作しやすい巻き取り速度

雷魚釣りでは、中空フロッグと呼ばれるルアーを水面で巧みにアクションさせ、魚を誘い出します。

首を振らせる「ドッグウォーク」アクションの後などには、ラインスラック(糸のたるみ)が必ず発生します。

このラインスラックを素早く回収できないと、次のアクションにスムーズに移れなかったり、貴重なバイト(魚のアタリ)をフッキングに持ち込めなかったりします。

そこで重要になるのが、ハンドル1回転あたりのライン巻き取り量が多い「ハイギア」モデルであることです。

ハイギアリールは、ルアーのアクション性を高め、手返し良く広範囲を探ることを可能にします。

一瞬のチャンスをものにするためにも、巻き取り速度は非常に重要な要素なのです。

太いPEラインを十分に巻けるラインキャパシティ

「PEラインって何号をどれくらい巻けばいいの?」というのも、初心者の方が抱きやすい悩みの一つです。

雷魚釣りでは、ヘビーカバーでの根ズレや、メータークラスにもなる魚体の強烈な引きに耐えるため、PEラインの8号や10号といった極太ラインを使用するのが標準的です。

そのため、リールにはこれらの太いラインを必要十分な量だけストックできる「ラインキャパシティ(糸巻き量)」が求められます。

具体的には、PE8号を最低でも70m以上巻ける深溝のスプールが基準となります。

もしラインキャパシティが不足しているリールを選ぶと、フルキャスト時にラインが全て出てしまったり、ファイト中にラインが足りなくなったりする危険性があるため、絶対に妥協してはいけないポイントです。

レボビーストロケットが雷魚釣りで選ばれる5つの長所

数あるベイトリールの中から、なぜ多くのアングラーが雷魚釣りにレボビーストロケットを選ぶのでしょうか。

それは、雷魚という特殊なターゲットと対峙するために必要な性能が、高いレベルで凝縮されているからです。

ここでは、レボビーストロケットが持つ5つの具体的な長所を、雷魚釣りのシチュエーションと絡めながら詳しく解説します。

長所1 圧倒的なパワーを生む高剛性ボディ

「分厚いウィードや菱の中から、掛けた雷魚を強引に引きずり出せるだろうか…」

そんな雷魚アングラーの不安を払拭するのが、レボビーストロケットの心臓部である高剛性ボディです。

フレームには軽量かつ剛性の高い「DURA-METAL(デューラメタル)」を採用。

さらに内部には大口径のブラスギア(真鍮製の歯車)を搭載しています。

これにより、巨大な雷魚の強烈な突っ込みや、ヘビーカバーごと寄せるような高負荷なファイトでも、リールがたわんだり歪んだりすることがありません。

アングラーがハンドルから入力したパワーをロスなく巻き上げトルクに変換し、主導権を渡さない力強いやり取りを可能にします。

長所2 手返し抜群の超ハイスピードギア

「もっと広範囲を効率よく探りたい」「バイトがないエリアから素早くフロッグを回収したい」と感じることはありませんか。

レボビーストロケットの最大の特徴とも言えるのが、ギア比10.1:1、ハンドル1回転あたり最大107cmという驚異的な巻き取りスピードです。

この超ハイスピードギアは、雷魚ゲームにおいて絶大なアドバンテージをもたらします。

例えば、狙ったピンスポットを通過したフロッグを瞬時に回収し、次のキャストへ素早く移行できます。

これにより、一日の総キャスト数が増え、結果的に貴重なバイトチャンスを増やすことに繋がります。

また、バイトがあった瞬間に素早くラインスラック(糸ふけ)を巻き取り、力強いフッキングを決められる点も大きなメリットです。

長所3 安心のPE8号70m対応ラインキャパシティ

雷魚釣りでは、PEラインの8号や10号といった極太ラインを使用するのが一般的です。

「これだけ太いラインを、必要な長さだけしっかり巻けるだろうか…」という心配は、リール選びの重要なポイントになります。

レボビーストロケットは、PE8号を70m巻けるラインキャパシティを確保しています。

これは、クリークや野池、小〜中規模河川といった一般的な雷魚フィールドにおいて、十分なスペックと言えるでしょう。

カバーの濃さやアベレージサイズに合わせてPE6号や8号を使い分けるなど、ライン選択の自由度が高い点も魅力です。

ただし、PE10号をメインで使用する場合や、大規模なハス田などで100m近い遠投が必要なシチュエーションでは、ややラインキャパシティに不安が残る可能性も考慮しておきましょう。

長所4 フルロックに近いパワースタックカーボンマトリックスドラグ

雷魚釣りでは、ドラグを滑らせてラインを出すのではなく、ガチガチに締め込んで強引にファイトするのが基本スタイルです。

レボビーストロケットに搭載されている「パワースタックカーボンマトリックスドラグ」は、まさにこの釣りのためにあると言っても過言ではありません。

最大ドラグ力は11kgを誇り、複数のカーボンワッシャーを組み合わせることで、ドラグを強く締め込んでも安定した高いドラグ力を維持し、滑り出しもスムーズなのが特徴です。

これにより、フッキングパワーをロスなくフックに伝え、ヘビーカバーに潜られそうになる雷魚を力でねじ伏せることができます。

「ドラグが滑ってフッキングが決まらない」といったトラブルを防ぎ、安心してファイトに集中できる信頼性の高いドラグシステムです。

長所5 遠投性能とトラブルレスを両立するインフィニブレーキシステム

「空気抵抗の大きいフロッグを気持ちよく遠投したいけど、バックラッシュは絶対に避けたい…」というのは、多くのベイトリールユーザーが抱える悩みです。

アブガルシア独自の「インフィニブレーキシステム」は、遠心ブレーキとマグネットブレーキの両方の長所を組み合わせたブレーキシステムです。

キャスト前半は遠心ブレーキが強く効いてスプールの急激な立ち上がりを抑制し、後半はマグネットブレーキがルアーの失速に合わせてブレーキをかけ続けます。

この仕組みにより、向かい風の中でも失速しにくく、伸びのある安定したキャストフィールを実現します。

バックラッシュのリスクを大幅に軽減しながら、オープンウォーターの沖のピンスポットや、対岸のカバー際を正確に狙うことが可能です。

購入前に知っておきたいレボビーストロケットの短所と注意点

圧倒的なパワーとスピードで多くの雷魚アングラーを魅了するレボビーストロケットですが、購入してから「こんなはずじゃなかった…」と後悔しないために、知っておくべき短所や注意点も存在します。ここでは、正直なデメリットを2つのポイントに絞って解説します。

ピーキーなブレーキ設定には慣れが必要

レボビーストロケットに搭載されている「インフィニブレーキシステム」は、遠心ブレーキとマグネットブレーキを組み合わせた高性能なブレーキシステムです。

しかし、その性能を最大限に引き出すには、ルアーの重さや風の状況に応じた細かな調整が求められます。

「バックラッシュが多発して、釣りどころではなくなるんじゃないか?」と不安に感じる方もいるかもしれません。

特に、空気抵抗の大きいフロッグを扱う雷魚釣りでは、セッティングがシビアになりがちで、最適なブレーキ設定を見つけるまでにはある程度のキャスト練習と慣れが必要です。

とはいえ、一度自分に合ったセッティングを見つけてしまえば、逆風下でも驚くほど低弾道で伸びのあるキャストが可能になります

購入直後はマグネットブレーキを強めに設定し、徐々に弱めていく方法で練習すると、バックラッシュのリスクを減らしながら感覚を掴みやすいでしょう。

自重があるのでタックルバランスを考慮する

レボビーストロケットの自重は270gと、近年のベイトリールの中では重量級のモデルです。

この重さは、ヘビーカバーから巨大な雷魚を引きずり出すためのパワーと剛性を確保するためのものであり、いわば「強さの証」でもあります。

「一日中ロッドを振り続けると、手首や腕が疲れてしまいそうだ…」と感じるのは当然のことです。

軽量なリールに慣れている方にとっては、持ち重りを感じる可能性がありますが、重要なのは組み合わせるロッドとのタックルバランスです

パワーのあるヘビー級の雷魚ロッドと組み合わせることで、リールの重さがカウンターウェイトの役割を果たし、むしろ全体のバランスが取れて操作性が向上することもあります。

もし可能であれば、購入前に普段お使いのロッドに装着させてもらい、パーミングした際のフィーリングや全体のバランスを実際に確認することをおすすめします。

【徹底比較】レボビーストロケットと人気雷魚リール

レボビーストロケットが雷魚リールとして非常に優秀なのは間違いありません。

しかし、「本当に自分にとってベストな一台なのだろうか?」「他の人気リールと比べてどう違うの?」と疑問に思う方も多いはずです。

リールは決して安い買い物ではありませんから、後悔しないためにもライバルとなる人気機種との違いをしっかり把握しておくことが重要です。

ここでは、雷魚アングラーから絶大な支持を得ている3つの代表的なリールとレボビーストロケットを徹底的に比較していきます。

比較1 シマノ カルカッタコンクエストMD

まず比較するのは、多くのアングラーが憧れる最高峰の丸形リール、シマノの「カルカッタコンクエストMD」です。

その圧倒的な存在感と性能は、まさに雷魚リールの王様とも言える存在です。

剛性と巻き心地の比較

剛性面では、レボビーストロケットのX-CRAFTICフレームも非常に堅牢ですが、カルカッタコンクエストMDのフルメタルHAGANEボディはそれを上回る剛性感と安心感をもたらします。

そして、最も大きな違いが「巻き心地」です。

レボビーストロケットがパワフルで力強い巻き上げを得意とするのに対し、カルカッタコンクエストMDはマイクロモジュールギアとインフィニティドライブによって、異次元のシルキーさと滑らかさを実現しています。

水中のわずかな変化も感じ取れるほどの巻き感度は、MDモデルならではの大きなアドバンテージと言えるでしょう。

価格と入手性の比較

性能面では最高峰のカルカッタコンクエストMDですが、最大のネックはその価格です。

レボビーストロケットと比較すると、実売価格で倍近い差が出ることも珍しくありません。

予算に限りがある場合や、まずはパワーゲーム用のリールを試してみたいという方にとっては、レボビーストロケットが現実的な選択肢となります。

究極の性能と所有感を求めるならカルカッタコンクエストMD、コストを抑えつつ最高クラスのパワーを手に入れたいならレボビーストロケット、という棲み分けができます。

>>後悔しない!雷魚釣りのためのカルカッタコンクエスト歴代モデル徹底比較&おすすめはコレ!

比較2 ダイワ タトゥーラTW 400

次に比較するのは、優れた遠投性能とコストパフォーマンスで人気のダイワ「タトゥーラTW 400」です。

レボビーストロケットと同じく、パワフルな釣りに対応する大型ベイトリールとして多くのアングラーに支持されています。

遠投性能とラインキャパシティの比較

遠投性能において、タトゥーラTW 400はTWS(T-ウイングシステム)というダイワ独自の機構が大きな強みです。

キャスト時にレベルワインドが大きく開くことで、ラインの放出抵抗が劇的に減少し、気持ちよくフロッグが飛んでいく圧倒的な飛距離を生み出します。

一方、レボビーストロケットのインフィニブレーキシステムは、安定感とトラブルレス性能に優れています。

また、ラインキャパシティはPE8号基準でレボビーストロケットが70mなのに対し、タトゥーラTW 400は85mと、より多くのラインをストックできます。

より遠くのポイントを狙いたい、より太いラインを使いたいというニーズにはタトゥーラTW 400が応えてくれるでしょう。

コストパフォーマンスの比較

タトゥーラTW 400は、レボビーストロケットと非常に近い価格帯で販売されています。

どちらもコストパフォーマンスに優れたモデルですが、その強みは異なります。

超ハイギアによる手返しの速さと剛性感を重視するならレボビーストロケット圧倒的な遠投性能とラインキャパシティを求めるならタトゥーラTW 400が、それぞれ満足度の高い選択となります。

自分のメインフィールドや釣り方に合わせて選ぶのが良いでしょう。

>>タトゥーラ300・400で始めるヘビーカバー雷魚攻略!どっちを選ぶべき?

比較3 アブガルシア ビッグシューターコンパクト

最後に比較するのは、同じアブガルシアの兄弟機とも言える「ビッグシューターコンパクト」です。

名前の通り、コンパクトなボディにパワーを凝縮したモデルで、レボビーストロケットとの使い分けに悩む方も多いリールです。

パーミング性能と自重の比較

両者の最も大きな違いは、そのサイズ感と自重にあります。

ビッグシューターコンパクトは、レボビーストロケットよりも一回り小さいロープロファイルボディを採用しており、手の小さい方でもしっかりと握り込める高いパーミング性能を誇ります。

自重もレボビーストロケットの270gに対し、ビッグシューターコンパクト8/7は250gと軽量です。

この20gの差は、長時間の釣りや、フロッグを細かくアクションさせる際の操作性において、疲労感の軽減に大きく貢献します。

兄弟機としての使い分け

この2機種は、明確な使い分けが可能です。

レボビーストロケットは、ギア比10.1:1という超ハイスピードギアを活かし、とにかく手返し良く広範囲を探り、一瞬でカバーから魚を引き離すスピード重視の釣りに特化しています。

一方、ビッグシューターコンパクトはギア比の選択肢(8.0:1や7.3:1)があり、よりトルクフルな巻き上げや、フロッグをじっくりと首振りさせるようなアクションも得意です。

一点特化のスピードとパワーを求めるならレボビーストロケット、操作性と汎用性を重視するならビッグシューターコンパクトという選択になるでしょう。

注意点として、ビッグシューターコンパクトはモデルによってラインキャパシティが異なります。雷魚で使用する場合は、PE8号が60m巻ける「ビッグシューターコンパクト8」など、十分な糸巻き量を持つモデルを選びましょう。

まとめ

この記事では、雷魚釣りにおけるレボビーストロケットの長所と短所、ライバル機種との比較を解説しました。

結論として、レボビーストロケットは、手返しの速さを最優先する攻撃的な雷魚ゲームにおいて最高の選択肢の一つです。

高剛性ボディが生むパワーとギア比10.1:1の圧倒的な巻き取り速度は、分厚いカバーから雷魚を瞬時に引きずり出すことを可能にします。

PE8号70mのラインキャパシティも、一般的な雷魚釣りには十分対応できます。

ただし、ピーキーなブレーキ性能や自重は、購入前に考慮すべき点です。

本記事の比較を参考に、ご自身のフィッシングスタイルに最適な一台を見つけてください。

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