
バス釣りで、足元で大物をバラして悔しい思いをした経験はありませんか?オカッパリ(岸釣り)のバス釣りにおいて、ランディングネットはランカークラスのバスを確実にキャッチし、魚とアングラーの安全を守るための必需品です。
この記事では、バス釣り用のランディングネットの必要性から、釣り場の足場の高さや持ち運びやすさといった、失敗しないための選び方の5つのポイントを徹底解説します。
さらに、数ある製品の中から厳選したオカッパリ最強のおすすめモデル5選と、あると便利なアクセサリーも紹介。あなたの釣りスタイルに最適な一本が必ず見つかります。
目次
オカッパリのバス釣りにランディングネットは必要?
「あと少しで獲れたのに、足元で大物をバラしてしまった…」
「無理に抜き上げようとして、大切なロッドを折ってしまったらどうしよう…」
オカッパリのバス釣りで、こんな悔しい思いやヒヤリとした経験はありませんか?
荷物になるからと敬遠されがちなランディングネットですが、実はそうした悩みを一挙に解決してくれる、オカッパリ攻略の重要なアイテムなのです。
結論から言うと、オカッパリのバス釣りにおいてもランディングネットは「あった方が良い」アイテムです。
この章では、なぜランディングネットが必要なのか、その具体的なメリットを詳しく解説していきます。
大物を逃さない!ランディングネットのメリット
ランディングネットを使用する最大のメリットは、なんといっても不意の大物や自己記録クラスのバスを確実に取り込める確率が格段に上がることです。
足場の高いフィールドや、抜き上げが難しいサイズのバスでも、ネットがあれば落ち着いて安全にランディングできます。
無理な抜き上げによるラインブレイクや、ハンドランディングを試みてフックが外れてしまうといった「最後の最後でのバラし」を防ぎ、悔しい思いをせずに済みます。
また、ロッドを垂直に立てて魚を抜き上げる行為は、竿が折れる原因になりやすい危険な動作です。
ランディングネットを使うことで、高価なロッドやリールといったタックルへの負担を大幅に軽減し、破損のリスクから守ることにも繋がります。
魚とアングラー自身を守るためにも準備は万全に
ランディングネットは、釣果を伸ばすだけでなく、魚とアングラー自身の安全を守るためにも非常に重要な役割を果たします。
特にキャッチ&リリースが基本となるバス釣りでは、魚へのダメージを最小限に抑えることがアングラーのマナーです。
地面に直接バスを置くと、魚は火傷を負ったり体表の粘膜が剥がれたりしてしまいます。
ラバーコーティングされたネットを使えば、魚体を傷つけることなく優しくキャッチ&リリースが可能です。
さらに、アングラー自身の安全確保という面でもネットは不可欠です。
足場の悪い場所や高さのある護岸で、身を乗り出して無理な体勢で取り込もうとすると、転落事故につながる危険性があります。
特に雨で濡れたテトラ帯や急斜面などでは、落水事故が命に関わることも少なくありません。
ランディングネットがあれば、常に安全な立ち位置を確保したまま、落ち着いて魚を取り込むことができます。
楽しいはずの釣りが悲しい事故に繋がらないよう、安全対策としてもランディングネットを準備しておきましょう。
バス釣り用ランディングネットの失敗しない選び方 5つのポイント
「たくさん種類があって、どれを選べばいいかわからない…」
そんなお悩みを解決するために、バス釣り用ランディングネットを選ぶ上で絶対に押さえておきたい5つのポイントを詳しく解説します。
これらのポイントを知れば、あなたのフィッシングスタイルに最適な一本がきっと見つかるはずです。
ポイント1 シャフトの長さは釣り場の足場の高さで選ぶ
ランディングネット選びで最も重要なのが、シャフト(柄)の長さです。
「自分の行く釣り場だと、どれくらいの長さが必要なんだろう?」と悩む方も多いでしょう。
選ぶ基準は、あなたがメインで釣りをするフィールドの足場の高さです。
例えば、水面までの距離が近い野池や小規模な川であれば、2mから3m程度の長さがあれば十分対応できます。
一方で、リザーバー(ダム湖)の切り立った岸壁や、足場の高い水路などでは、3m以上の長さがないと水面に届かないケースも少なくありません。
一般的にオカッパリでは3m前後のモデルが最も汎用性が高いと言われていますが、長くなるほど重くなり、持ち運びも大変になります。
「大は小を兼ねる」と考えずに、自分のスタイルに合った長さを選ぶことが失敗しないコツです。
ポイント2 フレームの大きさと形状で取り込みやすさが決まる
シャフトの長さを決めたら、次に注目すべきはフレーム(枠)の大きさと形状です。
フレームのサイズが小さいと、せっかく掛けたランカーバスをうまくネットインできず、バラしてしまうという最悪の事態も起こり得ます。
バス釣りでは、50cmを超える大型のバスがヒットすることも珍しくありません。
そのため、フレームの大きさは縦の長さが40cmから50cm程度のものを選ぶと、不意の大物にも安心して対応できます。
形状については、伝統的な「円形」と、最近主流の「オーバル型(涙型)」があります。
オーバル型は先端が尖っているため、魚の頭を誘導しやすく、スムーズなネットインをサポートしてくれます。
特にこだわりがなければ、取り込みやすさを重視してオーバル型を選ぶのがおすすめです。
ポイント3 ネットの素材はラバーコーティングが基本
ネット(網)の素材は、魚へのダメージに直結する非常に重要なポイントです。
キャッチ&リリースが基本となるバス釣りでは、魚を傷つけにくい素材を選ぶのがアングラーのマナーと言えます。
現在主流となっているのは「ラバーコーティングネット」です。
これはナイロン製の網にラバーをコーティングしたもので、魚の体表を覆うヌメリを剥がしにくく、ダメージを最小限に抑えることができます。
また、ルアーのフックが絡みにくいという大きなメリットもあり、手返し良く釣りへ復帰できます。
一昔前のナイロン素材だけのネットは、魚体を傷つけやすくフックも絡みやすいため、今から選ぶなら避けるのが賢明です。
大切なバスを優しくリリースするためにも、ネット素材はラバーコーティング、もしくはシリコンやクリアラバー製のものを選びましょう。
ポイント4 持ち運びやすさに関わる仕舞寸法と重量
オカッパリのバス釣りは、ポイントを歩いて移動する「ランガン」が基本スタイルです。
そのため、ランディングネットが重かったり、長すぎたりすると、移動の際に邪魔になり釣りに集中できません。
そこでチェックしたいのが、「仕舞寸法」と「総重量」です。
仕舞寸法とは、ネットを折りたたんで最もコンパクトにした状態の長さのことで、50cm前後を目安に選ぶと、背中に背負ったりフィッシングバッグに取り付けたりする際に邪魔になりにくいでしょう。
重量については、当然ながら軽い方が身体への負担が少なくなります。
シャフトの素材が軽量なカーボン製か、重いグラス製かによっても大きく変わります。
特に一日中歩き回るアクティブなアングラーほど、軽量でコンパクトなモデルを選ぶことが釣りを快適にする秘訣です。
ポイント5 あると便利なジョイントパーツの有無
「もっとコンパクトに持ち運びたい」「片手でサッと使えるようにしたい」
そんな願いを叶えてくれるのが、「タモジョイント」や「フレックスアーム」といった名称で知られるジョイントパーツです。
これはシャフトとフレームの間に取り付けることで、フレーム部分を折りたたむことができるようにする画期的なアクセサリーです。
ジョイントパーツを使うことで、仕舞寸法がさらに短くなり、携帯性が劇的に向上します。
また、ロックを解除するだけでフレームが自動で開くため、魚とのファイト中でも片手での素早いランディング準備が可能になります。
後から取り付けることもできますが、最初からジョイントパーツが標準装備されたモデルも販売されています。
予算に余裕があれば、ぜひ導入を検討したい便利な機能です。
オカッパリ最強!バス釣りにオススメのランディングネット5選
たくさん種類があって、どのランディングネットを選べばいいか分からない…という悩みを抱えているアングラーも多いのではないでしょうか。
ここでは、数ある製品の中から特にオカッパリでのバス釣りに強く、多くのアングラーから支持されているランディングネットを5つ厳選してご紹介します。
それぞれの特徴を比較し、ご自身のフィッシングスタイルに最適な一本を見つけてください。
ジャクソン スーパートリックスターネット
オカッパリ用ランディングネットの定番として、絶大な人気を誇るモデルです。
強度、軽さ、使いやすさの三拍子が揃っており、初心者からベテランまで幅広い層におすすめできます。
フレームは水中で抵抗を受けにくく、魚をすくいやすいワンピースオーバルフレームを採用しています。
また、シャフトの伸縮をスムーズにするエアホールや、藪漕ぎなどでの脱落を防ぐカラビナ付きシャフトホルダーが標準装備されている点も魅力です。
長さは1.8m、2.8m、3.8mの3種類がラインナップされており、釣り場の足場の高さに応じて選ぶことができます。
プロックス オールインワンソルト
「ソルト」と名前についていますが、バス釣りでも絶大な支持を得ているモデルです。
その最大の魅力は、ネット、シャフト、タモジョイント、タモホルダーが全てセットになった圧倒的なコストパフォーマンスにあります。
これからランディングネットを揃えたいけれど、アクセサリーを一つずつ選ぶのは面倒…と感じる初心者の方には特におすすめです。
ネットは魚へのダメージを軽減するラバーコーティングネット仕様で、枠もアルミ製で錆びにくくなっています。
これ一本で、購入後すぐに実戦投入できる手軽さが嬉しいポイントです。
エバーグリーン B-TRUEラバーランディングネット
人気釣具メーカーであるエバーグリーンが手掛ける、こだわりのランディングネットです。
魚体への優しさを徹底的に追求したラバーネットが最大の特徴で、フックが絡みにくいというメリットもあります。
ネットのカラーも魚に警戒心を与えにくいスモークカラーを採用するなど、細部にまでこだわりが詰まっています。
携帯時にはコンパクトに折りたため、使用時には素早く展開できるワンアクションフリップ機能も搭載しており、ランディング時のもたつきを解消します。
ただし、この製品はネット部分のみであり、使用するには別売りの「B-TRUE スライドシャフト400」など対応するシャフトが別途必要になるため注意が必要です。
テイルウォーク キャッチバー改タイニーネット210
仕舞寸法34cmという圧倒的なコンパクトさが魅力のモデルで、機動力を重視するランガンスタイルに最適です。
小規模な野池や水路、クリークなど、大掛かりなネットが必要ない場面で活躍します。
そのコンパクトさから、フィッシングベストのDカンやベルトループに装着しても邪魔になりにくく、軽快な釣りをサポートします。
シャフトを伸ばした際の全長は2.1mと、足場の低いポイントであれば十分対応可能です。
とにかく荷物をコンパクトにまとめたいというアングラーには、まさにうってつけの一本と言えるでしょう。
タカミヤ H.Bコンセプト ラストウィニングランガンシャフト
全国に釣具店「釣りのポイント」を展開するタカミヤのオリジナルブランド「H.Bコンセプト」の製品です。
最大の武器は、他の追随を許さない圧倒的なコストパフォーマンスです。
安価でありながら、シャフト、フレーム、ネットがセットになっており、ラバーコーティングネットや持ち運びに便利なショルダーベルトも付属するなど、基本性能をしっかりと押さえています。
初めてランディングネットを購入する方のお試しの一本として、あるいは万が一の紛失や破損に備えた予備として持っておくのにも最適です。
全国の釣具店で容易に入手できる点も、嬉しいポイントです。
ランディングネットをさらに便利にするおすすめアクセサリー
ランディングネットは手に入れたものの、そのまま持ち運ぶのはかさばるし、いざという時にサッと使えない…と感じていませんか?
そんな悩みを解決し、オカッパリのバス釣りをさらに快適にしてくれる便利なアクセサリーが存在します。
これらのアイテムを組み合わせることで、ランディングネットの携帯性や操作性が格段に向上し、釣りに集中できる時間が増えるでしょう。
タモジョイントで携帯性を向上
タモジョイントは、シャフト(柄)とフレーム(網枠)を折りたたむためのパーツです。
これを取り付けることで、移動時にランディングネットをコンパクトに収納できるようになり、ランガン(釣り場を移動しながら釣ること)の際のストレスが大幅に軽減されます。
特に藪漕ぎや狭い場所を移動する際に、網が枝などに引っかかるのを防げるのは大きなメリットです。
多くの製品は共通のネジ規格で作られていますが、購入前には必ず手持ちのネットとシャフトに適合するか確認しましょう。
マグネットリリーサーで素早いランディングを実現
マグネットリリーサーは、強力な磁石の力でネットをベストやバッグに固定し、必要な時に強く引くだけで取り外せるようにするアイテムです。
最大のメリットは、魚とのファイト中でも片手でスピーディーにネットを構えられる点にあります。
これにより、一瞬のランディングチャンスを逃すことなく、確実なキャッチへと繋げることができます。
ネットの重さに耐えられるよう、耐荷重を確認して選ぶことが重要です。
不意の脱落による紛失を防ぐため、スパイラルコードなどを併用するとさらに安心して使用できます。
タモホルダー・ステーで体に固定
タモホルダーやタモステーは、ランディングネットのシャフト部分に取り付け、ズボンのベルトやバッグのストラップに引っ掛けて固定するためのアクセサリーです。
これを利用することでネットを腰や背中に固定できるため、両手が完全にフリーになり、キャストやルアー交換などの動作がスムーズに行えます。
また、ネットの重さを体で支えることで、肩への負担が軽減され、長時間の釣りでも疲れにくくなるという利点もあります。
タモジョイントと組み合わせることで、よりコンパクトかつ安定した状態で携帯することが可能です。
まとめ
今回はオカッパリのバス釣りにおけるランディングネットの必要性と、失敗しない選び方について解説しました。ランディングネットは、貴重な一匹を確実にキャッチするためだけでなく、魚とアングラー自身の安全を守るためにも必須のアイテムです。
ネットを選ぶ際は、釣り場の足場の高さに合った「シャフトの長さ」と、魚を傷つけにくい「ラバーコーティングネット」を基準に選ぶことが失敗しないための重要な結論です。さらに携帯性に関わる「仕舞寸法」や「ジョイントパーツ」の有無も確認しましょう。
この記事で紹介した選び方のポイントやおすすめ商品を参考に、ご自身のスタイルに最適な一本を見つけ、バス釣りをさらに楽しんでください。

