
ザリガニ釣りの餌の準備が面倒、もっと手軽に楽しみたいと思っていませんか?
この記事では、そんな悩みを解決する「ルアー(ワーム)を使ったザリガニ釣り」の全てをプロが徹底解説します。
この記事を読めば、爆釣できる最強のおすすめワーム5選から、具体的な使い方、釣果を劇的に変えるコツまで分かり、誰でも簡単にザリガニのルアーフィッシングを始められます。
結論から言うと、ザリガニの強い縄張り意識と嗅覚を刺激するワームを使えば、餌釣りを遥かに超える釣果とゲーム性が体験できます。
あなたも手軽で奥深いワームでのザリガニ釣りをマスターし、これまでの釣果を塗り替えてみませんか。
目次
なぜザリガニ釣りにルアー(ワーム)がおすすめなのか
「ザリガニ釣り」と聞くと、多くの方がスルメや煮干し、魚の切り身といった「餌」を使った釣りを思い浮かべるのではないでしょうか。
たしかに、昔ながらの餌釣りは手軽で、子供から大人まで楽しめるザリガニ釣りの定番スタイルです。
しかし、「もっと効率よく、たくさん釣りたい」「餌の準備や後片付けが面倒…」と感じている方も少なくないはずです。
実は、そんな悩みを解決し、ザリガニ釣りをさらに奥深く面白いものにしてくれるのが、バス釣りなどで使われる「ルアー(ワーム)」なのです。
ここでは、従来の餌釣りと比較しながら、なぜ今ザリガニ釣りにルアー(ワーム)がおすすめなのか、その理由を詳しく解説します。
餌釣りを上回るルアー(ワーム)のメリット
ルアー(ワーム)を使ったザリガニ釣りには、餌釣りにはない数多くのメリットが存在します。
一度体験すると、その手軽さと釣果に驚くはずです。
まず、最大のメリットは準備の手軽さと圧倒的な手返しの良さです。
餌釣りの場合、事前にスルメやサバの切り身などを釣具店やスーパーで購入し、釣り場で適当な大きさにカットする必要があります。
一方、ルアー(ワーム)ならタックルボックス(釣り道具入れ)にいくつか入れておくだけで準備は完了。
釣り場に着いたらすぐに釣りを始められます。
また、餌はザリガニにちぎられたり、水中でふやけて針から外れたりするたびに付け直す手間が発生します。
しかし、ワームは弾力のある素材でできているため針持ちが非常によく、一度付ければ何度も繰り返し使えるため、効率よく広範囲を探ることが可能です。
この効率の良さを「手返しが良い」と言い、釣果を伸ばす上で非常に重要な要素となります。
次に、衛生面と保存のしやすさも大きな利点です。
生餌の汁や臭いが手や服、車内についてしまうのが気になる、という経験はありませんか。
特に小さなお子様と釣りに行く際は、衛生面が心配になることもあるでしょう。
その点、ワームはほとんど臭いがしないか、魚が好む集魚成分の香りが付いている程度です。
パッケージも密閉できるものが多く、液漏れの心配も少ないため、清潔に持ち運び・保管ができます。
ただし、ガルプシリーズのような強力な集魚液に浸かったワームは、パッケージの封が甘いと液漏れし、強烈な臭いを発することがあるため、管理には十分注意してください。
ザリガニの習性を利用した釣りのゲーム性
ルアー(ワーム)でのザリガニ釣りは、ただ釣れるだけでなく、その「釣り味」が餌釣りと大きく異なります。
その秘密は、ザリガニが持つ「習性」を巧みに利用する点にあります。
ザリガニは非常に縄張り意識が強く、自分のテリトリーに侵入してきたものに対して、ハサミを振り上げて威嚇・攻撃する習性を持っています。
餌釣りがザリガニの「食欲」に訴えかける釣りだとすれば、ルアー釣りはザリガニの「攻撃本能」や「好奇心」をダイレクトに刺激する釣りなのです。
目の前でちょこちょこと動くワームは、ザリガニにとって格好の攻撃対象。
餌をハサミで掴んでゆっくりと口に運ぶのを待つ餌釣りとは違い、ルアーに猛然と襲い掛かってきた瞬間に「ビシッ!」と合わせる(フッキングする)必要があります。
このルアーを操作してザリガニを誘い、アタックの瞬間を捉えて掛けるという一連のプロセスは、まるでバス釣りのような高いゲーム性を秘めており、大人も思わず夢中になってしまう面白さがあります。
特に、ザリガニの姿が見える浅瀬での「サイトフィッシング」は格別です。
物陰に潜むザリガニの目の前にワームを落とし、どう反応するかを観察しながら仕掛ける。
ワームに気づいたザリガニがスーッと近づいてきたり、ハサミを大きく振り上げて威嚇したり、一瞬で飛びかかってきたりと、その一部始終を目の当たりにできる興奮は、ルアーフィッシングならではの醍醐味と言えるでしょう。
ザリガニ釣りで爆釣できる最強ルアー(ワーム)5選
「ザリガニ釣りに使うルアーって、種類が多すぎてどれを選べばいいか分からない…」
そんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
ザリガニは雑食性で何でも食べますが、ルアーの選び方一つで釣果に天と地ほどの差が生まれるのも事実です。
ここでは、数あるルアーの中から、プロの目線で厳選した「これさえあれば間違いない」という最強のワームをランキング形式で5つご紹介します。
それぞれの特徴と効果的な使い方を理解して、あなたのザリガニ釣りを爆釣体験へと変えていきましょう。
第1位【究極の集魚力】バークレイ ガルプ サンドワーム
バークレー ガルプ!サンドワーム4 イソメ太身ミニイワイソメ NSW
ザリガニ用ルアーの頂点に君臨するのが、バークレイの「ガルプ サンドワーム」です。
もはやこれはルアーではなく「餌」と呼ぶべき反則級のアイテムと言えるでしょう。
最大の特徴は、ガルプ独自の強烈な集魚成分を凝縮した液体に漬け込まれている点です。
この匂いが水中に拡散すると、物陰に隠れていたザリガニまでもおびき寄せるほどの圧倒的なパワーを発揮します。
ザリガニが一度ハサミで掴んだら、味と匂いに夢中になり、なかなか離そうとしません。
そのため、アタリが非常に分かりやすく、釣りの初心者やお子様でも簡単にフッキング(針を掛けること)に持ち込めます。
サイズは2インチのイソメタイプが、ザリガニの口の大きさにジャストフィットし、吸い込みやすいためおすすめです。
カラーは赤や茶色、カモフラージュ系の色が実績が高いですが、どのカラーでも匂いの効果で釣れてしまうほどです。
注意点として、保管用の液体は匂いが非常に強烈で、服や車にこぼすと大変なことになります。液漏れ対策がされた専用ケースで保管しましょう。
第2位【食わせの切り札】マルキュー パワークラブ
マルキュー MARUKYU パワークラブ L 赤ガニ 530
ザリガニの主食の一つである「カニ」を模したリアルな形状が魅力のワームが、マルキューの「パワークラブ」です。
ザリガニは共食いもするほど甲殻類が大好きなので、カニそっくりの見た目とカニフレーバーの味と匂いは、ザリガニの食性にダイレクトに訴えかけます。
特に、警戒心の高い大型のザリガニに対して絶大な効果を発揮する「食わせの切り札」となります。
素材が非常に柔らかく、ザリガニが違和感を抱きにくいため、しっかりと咥え込んでくれるのが特徴です。
ズル引き(底を這わせるように引くアクション)で使うと、本物のカニが底を歩いているように見え、ザリガニの捕食スイッチを刺激します。
サイズはMサイズが汎用性が高く、様々な大きさのザリガニに対応できます。
カラーはザリガニの色に近い赤ガニや、ザリガニが脱皮したての色を模した青ガニなどが定番で、安定した釣果が期待できます。
第3位【リアルな動き】イッセイ 沈み蟲
元々はバス釣り用として開発されたワームですが、ザリガニ釣りでも驚異的な釣果を叩き出すのが、イッセイの「沈み蟲」です。
このワームの最大の特徴は、オモリを使わないノーシンカーリグでも自発的にアクションしながら沈んでいく点にあります。
ボディに刻まれた深いリブ(溝)が水中で微細な波動を生み出し、ただ沈めるだけでザリガニに強くアピールします。
特に、ザリガニの姿が見える「サイトフィッシング」において、その威力は絶大です。
ザリガニの目の前にそっと落とし込むと、ユラユラと揺れながら沈んでいく動きに我慢できず、思わずハサミを伸ばしてきます。
ザリガニがワームを掴む瞬間が丸見えなので、ゲーム性が高く非常にエキサイティングな釣りが楽しめます。
サイズは1.8インチや2.2インチといった小型のものが、ザリガニの口にも入りやすくおすすめです。
第4位【コスパ最強】ダイソー等のクロー系ワーム
「ルアーは根がかりで無くしそうだし、あまりお金をかけたくないな…」という方に全力でおすすめしたいのが、ダイソーで販売されているクロー系(ザリガニ型)ワームです。
なんといっても、100円(税抜)という圧倒的なコストパフォーマンスが最大の魅力です。
この価格なら、障害物が多いポイントでも根がかりを恐れることなく、大胆に攻めることができます。
「安かろう悪かろう」と侮ってはいけません。
近年のダイソーの釣り具は品質が向上しており、ザリガニを釣るには十分すぎる性能を持っています。
ザリガニのハサミを模したパーツが水中でアピールし、しっかりとザリガニを引き寄せてくれます。
複数個入っているので、万が一ロストしても精神的なダメージが少ないのも嬉しいポイントです。
ザリガニ釣りを手軽に始めてみたい初心者の方や、お子様との釣りで数を気にせず使いたい場合に最適の選択肢と言えるでしょう。
第5位【多彩な誘い】ジャッカル シザーコーム
スレたザリガニや、他のルアーに見向きもしない気難しい個体に口を使わせる力を持つのが、ジャッカルの「シザーコーム」です。
このワームは、ハサミや足、触覚など、ボディに付いた複数のパーツがそれぞれ異なる微波動を発生させるのが特徴です。
ただズル引きするだけでなく、その場で竿先を小さく揺らす「シェイク」というアクションを加えるだけで、まるで生きているかのように艶めかしく動きます。
この複雑なアクションが、ザリガニの好奇心を強く刺激し、リアクションバイト(反射的な食いつき)を誘発します。
活性が低い時や、一か所でじっくりと誘いたい場面で非常に効果的です。
エビ・カニ系の集魚フレーバーが配合されているため、匂いと味によるアピール力も兼ね備えています。
サイズは2.5インチがザリガニ釣りに丁度良く、多彩な誘いで他のアングラーと差をつけたい方におすすめのワームです。
ルアー(ワーム)を使ったザリガニ釣りの基本タックル
「ザリガニ釣りをルアーでやってみたいけど、どんな道具を揃えればいいかわからない…」と感じていませんか?
ご安心ください。
ザリガニ釣りは、専用の高級な道具を揃える必要は全くありません。
むしろ、バス釣りやトラウト釣りのタックルを流用したり、釣具店や100円ショップで手軽に揃えられるアイテムで十分に楽しむことができます。
ここでは、ルアー(ワーム)を使ったザリガニ釣りに最適な、基本となるタックル(釣り道具一式)を具体的に解説します。
竿は1m前後の短いものが扱いやすい
ザリガニ釣りの主なポイントは、用水路や小川、田んぼの脇といった狭い場所です。
そのため、取り回しの良い1m~1.8m程度の短い竿(ロッド)が圧倒的に有利です。
短い竿は、障害物が多い場所でも竿先をピンポイントで送り込みやすく、子供でも扱いやすいというメリットがあります。
具体的には、以下のような竿がおすすめです。
バス釣り用・トラウト用のスピニングロッド
もしバス釣りや管理釣り場のトラウト釣り用の竿をお持ちなら、それがそのまま使えます。
硬さはUL(ウルトラライト)やL(ライト)といった、柔らかめのものがザリガニの繊細なアタリを感じ取りやすく最適です。
6フィート(約1.8m)以下の短いモデルを選ぶと、より快適に釣りを楽しめます。
穴釣り用のショートロッド
釣具店で安価に手に入る「穴釣り用」や「テトラ竿」と呼ばれる短い竿も、ザリガニ釣りにぴったりです。
非常に短く(1m前後のものが多い)、丈夫に作られているため、万が一根掛かり(仕掛けが水中の障害物に引っかかること)しても安心です。
価格も手頃なものが多く、ザリガニ釣り用に1本用意するのにおすすめです。
100円ショップの釣り竿
「もっと手軽に始めたい!」という方には、ダイソーなどの100円ショップで販売されている釣り竿も選択肢になります。
もちろん、本格的な竿に比べると感度や強度は劣りますが、ザリガニ釣りを楽しむ分には十分な性能を持っています。
まずはお試しで始めてみたいという場合に最適です。
リールとラインの選び方
竿とセットで使うリールとライン(釣り糸)も、手持ちのものや安価なもので十分対応できます。
リールは小型のスピニングリールが基本
リールは、1000番~2000番サイズの小型スピニングリールを選びましょう。
このサイズのリールは軽量で扱いやすく、ライントラブルも少ないため、初心者の方でも安心して使えます。
ダイワの「レブロス」やシマノの「セドナ」といった、釣具店で1万円以下で購入できるエントリーモデルで性能は十分すぎるほどです。
ラインは根ズレに強いものがおすすめ
ライン(釣り糸)は、ザリガニが潜む岩やコンクリートの隙間で擦れる「根ズレ」を考慮して選びます。
太さは4lb(ポンド)~6lb(1号~1.5号)程度あれば、不意に大きなザリガニが掛かっても安心です。
| ラインの種類 | 特徴 | おすすめの太さ |
|---|---|---|
| ナイロンライン | しなやかで扱いやすく、価格が安い。初心者におすすめ。 | 4lb~6lb (1号~1.5号) |
| フロロカーボンライン | 根ズレに強く、感度が高い。水中で見えにくい。 | 3lb~5lb (0.8号~1.2号) |
初心者の方は、まずは安価で扱いやすいナイロンラインから始めてみるのが良いでしょう。
細すぎるラインは根掛かり時に切れやすく、水中に仕掛けやラインを残してしまう環境負荷の原因になるため、最低でも4lb以上の太さを選びましょう。
フックやオモリのセッティング
ルアー(ワーム)をザリガニの元へ届けるための、フック(針)とオモリ(シンカー)のセッティング(仕掛け)は非常にシンプルです。
「仕掛け作りは難しそう…」と思うかもしれませんが、誰でも簡単に作れるので挑戦してみましょう。
フックとオモリ
- フック(釣り針): マス針の#8~#10番、またはワームのサイズに合わせたオフセットフックがおすすめです。ザリガニはワームをハサミで掴むため、口に掛けるというより、体に引っ掛けて釣るイメージです。
- オモリ(シンカー): ガン玉や割ビシと呼ばれる、ラインを挟むだけで固定できる簡単なオモリを使います。重さは1g~3g程度。流れの速さや水深によって調整します。
おすすめの簡単リグ(仕掛け)
ザリガニ釣りでは、複雑なリグは必要ありません。
最も簡単で実績が高いのは「スプリットショットリグ」です。
- ラインの先端にマス針を結びます。(結び方は「クリンチノット」などで検索すると簡単です)
- 針から10cm~15cmほど離れた場所に、ガン玉をペンチなどで挟んで固定します。
- 針にワームをチョン掛け(頭の硬い部分に少しだけ針を刺すこと)すれば完成です。
このリグは、ワームが底から少し浮いた状態でナチュラルに漂うため、ザリガニに違和感を与えにくく、非常に効果的です。
根掛かりが多い場所では、針先をワームのボディに隠せる「テキサスリグ」や「フリーリグ」も有効ですが、まずはこの簡単なスプリットショットリグから始めてみてください。
釣果が劇的に変わる ルアー(ワーム)でのザリガニ釣りのコツ
最強のルアー(ワーム)を手に入れても、使い方が分からなければ宝の持ち腐れです。
「ルアーでザリガニを釣るって、具体的にどう動かせばいいの?」
「アタリはあるけど、すぐに離されちゃう…」
そんな悩みを解決するために、ここでは餌釣りと一味違う、ルアー(ワーム)ならではの釣りのコツを徹底的に解説します。
このテクニックをマスターすれば、あなたのザリガニ釣りの釣果は劇的に変わるはずです。
基本アクションはズル引きとステイ
ルアー(ワーム)を使ったザリガニ釣りの基本となるアクションは、たったの2つです。
それは「ズル引き」と「ステイ」。
この2つの動きを組み合わせるだけで、ザリガニの捕食本能を強烈に刺激することができます。
まず「ズル引き」とは、ルアーを川や水路の底に付けたまま、ゆっくりと引いてくるアクションです。
これにより、底を這う小魚やエビ、水生昆虫などを演出し、ザリガニにルアーの存在を気づかせます。
リールを1秒間にハンドル4分の1回転させるくらいの、非常にゆっくりとしたスピードが効果的です。
そして、最も重要なのが「ステイ」。
これは、ズル引きの途中でルアーの動きをピタッと止めることです。
ザリガニは動いているものに興味を示し、止まった瞬間に襲いかかる習性があります。
この「食わせの間」を5秒から10秒ほど作ることで、ザリガニが安心してワームをハサミで掴む時間を与えるのです。
「ゆっくりズル引きしてアピール → ピタッと止めて抱きつかせる」という一連の流れを意識して、丁寧にルアーを操作してみてください。
応用として、竿先を軽く持ち上げてルアーを少し浮かせ、再びゆっくりと底に落とす「リフト&フォール」も有効です。
落ちてくるものに反応するザリガニに対して、縦の動きでアピールできます。
アタリの取り方と合わせのタイミング
ザリガニ釣りで最も多くの方がつまずくのが、アタリの取り方と合わせのタイミングです。
魚釣りの感覚で合わせてしまうと、ほとんどの場合、ザリガニは驚いてワームを離してしまいます。
ザリガニのアタリは、竿先に「コンコンッ」と伝わる小さな振動や、急に「グーッ」と重くなる感触として現れます。
ここで絶対にやってはいけないのが、即合わせです。
アタリを感じたら、まずは焦らずにザリガニがワームをしっかりと抱え込むのを待ちましょう。
ザリガニはまずハサミで獲物を捕らえ、安全な場所へ運んでから食べ始めます。
アタリがあった後、ライン(釣り糸)がゆっくりと横に動いたり、さらに重みがグーッと乗り続けたりしたら、それがチャンスです。
ザリガニがワームを運び始めた証拠です。
その重みを感じながら、竿をゆっくりと空に向かって立てていくように「聞き合わせ」をします。
ビシッと鋭く合わせるのではなく、ザリガニに気づかれないように、そーっと持ち上げるイメージです。
うまくフックが掛かれば、あとは一定のスピードでリールを巻いて引き寄せるだけです。
早合わせは厳禁です。ザリガニとの我慢比べに勝つことが、爆釣への一番の近道だと覚えておいてください。
ザリガニが見える時のサイトフィッシング術
水が澄んでいて底が見える場所では、「サイトフィッシング」が非常にエキサイティングです。
サイトフィッシングとは、ターゲットであるザリガニを目で確認しながら釣る方法のこと。
ザリガニがルアーに反応し、ハサミで掴む瞬間までの一部始終を見ることができるため、釣りのゲーム性が格段にアップします。
まずは、岩陰や水草の根元、護岸の隙間など、ザリガニが隠れていそうな場所をじっくりと観察します。
ザリガニを見つけたら、その進行方向の少し先、または斜め前にルアーを静かに落とします。
ザリガニの真上や真後ろに落とすと警戒させてしまうため、必ず死角からアプローチするのが鉄則です。
着水音は極力小さく、フワッと落とすようにキャストしましょう。
ルアーが着底したら、ザリガニの目の前でチョンチョンと小さく動かして興味を引きます。
ザリガニが気づいてハサミを振り上げる「威嚇ポーズ」を見せたら大チャンス。
ワームを掴みかかってきたら、すぐに引き抜かず、しっかりとハサミで抱え込むまで数秒待ちます。
がっちりとホールドしたのを確認してから、ゆっくりと竿を立てて釣り上げましょう。
サイトフィッシングでは、水面に自分の影を落とさないように注意してください。ザリガニは影の動きにも非常に敏感です。
これらのコツを実践すれば、ルアー(ワーム)を使ったザリガニ釣りがもっと楽しく、もっと釣れるようになること間違いなしです。
ザリガニ釣りのルアー(ワーム)が活躍する場所と時期
ルアー(ワーム)を使ったザリガニ釣りは、場所と時期を見極めることで釣果が劇的に変わります。
「どんな場所で釣れるんだろう?」「一番釣れる季節や時間帯はいつ?」そんな疑問を解消し、効率よくザリガニと出会うためのポイントを詳しく解説します。
ザリガニの生態を理解し、彼らが潜む一級ポイントを狙い撃ちしましょう。
おすすめのポイントは用水路や小川
ザリガニは、身を隠せる場所が多く、流れが穏やかな淡水を好みます。
ルアー(ワーム)で狙う場合も、この基本原則は変わりません。
ここでは、具体的なポイントの種類とその特徴について見ていきましょう。
ザリガニが好む環境の3大要素
まず、ザリガニが快適に過ごせる環境の基本を押さえておきましょう。
ポイントを探す際は、次の3つの要素が揃っている場所を探すのが近道です。
- 穏やかな流れ:ザリガニは強い流れを嫌います。水が淀んでいたり、ゆっくり流れていたりする場所が狙い目です。
- 豊富な隠れ家:外敵から身を守るため、ザリガニは物陰に潜む習性があります。石や岩、水草、倒木、護岸の隙間などは絶好の隠れ家です。
- 適度な水深:水深は30cm~1m程度が探りやすく、ザリガニの数も多い傾向にあります。浅すぎると外敵に狙われやすく、深すぎるとルアーでのアプローチが難しくなります。
具体的な狙い目ポイント
上記の3大要素を満たす、具体的な釣り場の例をご紹介します。
【用水路・ホソ】
田んぼの脇などを流れる用水路や「ホソ」と呼ばれる細い水路は、最も手軽で実績の高いポイントです。
特に、コンクリート護岸の継ぎ目や底に溜まった泥、沈んでいる石の周りは、ザリガニが密集していることが多い一級ポイントです。
足場が良い場所も多いですが、水路への転落には十分注意してください。
【小川・小規模河川】
自然の小川や河川の下流域も有望なポイントです。
岸際に生い茂るアシや水草の根元、流れが緩やかになるワンド(入り江状の場所)などを丁寧に探ってみましょう。
自然の障害物が多いため、根掛かりには注意が必要ですが、大型のザリガニが潜んでいる可能性も高い魅力的なフィールドです。
【ため池・野池】
農業用のため池や野池もザリガニの宝庫です。
岸辺の浅いエリア(シャローエリア)に点在する石や、水中に沈む枯れ枝の周りが狙い目となります。
広範囲を探る必要がありますが、思わぬ爆釣に恵まれることもあります。
釣りをする上での注意点
楽しいザリガニ釣りですが、安全とマナーを守ることが最も重要です。
農地や私有地に隣接する水路も多いため、釣り禁止の看板がないか必ず確認しましょう。
立ち入りが許可されていない場所や、農作業の邪魔になるような場所での釣りは絶対にやめてください。
また、足場の悪い場所や増水している水辺は非常に危険です。
特に小さなお子様と釣りをする際は、絶対に目を離さないようにしてください。
爆釣シーズンは梅雨から秋にかけて
ザリガニは変温動物のため、水温によって活動量が大きく左右されます。
ルアー(ワーム)に果敢にアタックしてくる、最も活性の高い時期を狙うことが爆釣への鍵です。
ベストシーズンは6月~10月
ザリガニ釣りのベストシーズンは、水温が十分に上がる梅雨時期(6月頃)から、水温が下がり始める秋(10月頃)までです。
この期間、ザリガニは活発にエサを探し求めて行動するため、ルアー(ワーム)への反応が格段に良くなります。
- 梅雨(6月~7月):繁殖期と重なり、ザリガニの活性が一年で最も高まる時期です。雨による適度な濁りはザリガニの警戒心を解き、爆釣のチャンスとなります。
- 夏(8月):高水温で活性は高い状態が続きます。ただし、日中の暑い時間帯は日陰や少し深い場所に移動する傾向があるため、後述する「時間帯」を意識することが重要です。
- 秋(9月~10月):厳しい冬に備えて栄養を蓄える「荒食い」のシーズンです。サイズも大きくなり、パワフルなハサミのアタックを楽しめます。
逆に、水温が10℃を下回る冬場は、ザリガニは泥の中や石の下で冬眠状態に入るため、釣るのは非常に難しくなります。
狙うべきゴールデンタイムは「マズメ時」
1日の中で最もザリガニが釣りやすい時間帯、それは朝マズメ(日の出前後)と夕マズメ(日の入り前後)です。
「マズメ」とは、太陽の光が弱まる時間帯のことで、多くの水生生物の活動が活発になります。
ザリガニも例外ではなく、日中は隠れ家に潜んでいた個体も、この時間帯になるとエサを求めて活発に動き出します。
日中に釣りをする場合は、直射日光が当たらない橋の下や、木々が覆いかぶさるようなシェード(日陰)を重点的に狙うと良いでしょう。
光量の変化を意識してポイントに入るだけで、釣果に大きな差が生まれます。
まとめ
今回は、ザリガニ釣りで爆釣するためのルアー(ワーム)と、その使い方を詳しく解説しました。
ルアー(ワーム)は、餌の準備が不要で手軽なうえ、ザリガニのアタリをダイレクトに感じられるゲーム性の高さが最大のメリットです。
記事で紹介した「バークレイ ガルプ サンドワーム」などの最強ワーム5選と、ズル引きやステイといった基本的な誘い方をマスターすれば、これまでのザリガニ釣りのイメージが覆るかもしれません。
ぜひ本記事を参考に、手軽で奥深いルアーでのザリガニ釣りに挑戦し、爆釣の楽しさを味わってみてください。

