
「ビッグバドのポテンシャルを最大限に引き出したいのに、なぜかバイトを弾いてしまう…」そんな経験はありませんか?その原因は、ロッドがビッグバド特有のアクションを殺してしまっているからかもしれません。
この記事を読めば、ビッグバドの性能を120%引き出すためのロッド選びの秘訣が分かり、あなたに最適な一本が見つかります。
結論から言うと、ビッグバドにはグラス素材か低弾性カーボンで、ルアーの動きに追従するレギュラーテーパーのロッドが最適解です。
本記事では、なぜ専用ともいえるロッドが必要なのかという理由から、失敗しない選び方の3つのポイント、そしてプロが厳選したおすすめモデルまで徹底解説します。
なぜビッグバドには専用ともいえるロッドが必要なのか
「ビッグバドで釣ってみたいけど、いまいち動かし方がわからない…」
「あの独特なサウンドと千鳥アクションがうまく出せない…」
そんな悩みを抱えているアングラーは少なくありません。
実はその原因、あなたの使っているロッドにあるかもしれません。
ビッグバドは、その独特な特性から、一般的なバスロッドではポテンシャルを最大限に引き出すことが難しいルアーなのです。
ここでは、なぜビッグバドに専用ともいえるロッドが求められるのか、その理由を詳しく解説します。
ビッグバドの独特なアクションと重量
ビッグバドは、約5/8oz(約18g)というウェイトを持つ、トップウォータープラグです。
このルアーの最大の特徴は、ただ巻きするだけでボディを左右に揺らしながら「コポコポ」というサウンドを奏でる千鳥アクションにあります。
この唯一無二のアクションは、ボディ後方に装着された金属製のブレードがボディに接触することで生まれます。
つまり、安定してブレードをボディに当て続け、リズミカルな千鳥アクションを維持することが、ビッグバドでバスを誘うための絶対条件なのです。
この繊細な動きをルアーに与えるためには、ロッドのティップ(竿先)が非常に重要な役割を担います。
ロッドがルアーの動きを殺してしまう現象とは
もしあなたが、硬くて張りの強い高弾性カーボンのロッドでビッグバドを引いているなら、要注意です。
硬すぎるロッドは、ビッグバドが水を受けてアクションしようとする動きを、ロッドの反発力が吸収せずに「弾いて」しまいます。
その結果、ルアーは安定した千鳥アクションを維持できず、水面を滑るだけであったり、バランスを崩して回転してしまったりと、本来の動きを発揮できません。
これが「ロッドがルアーの動きを殺してしまう」現象です。
さらに、硬いロッドはバイトを弾きやすいという致命的なデメリットも抱えています。
ビッグバドへのバイトは、ルアーを吸い込むようなショートバイトも多いため、ティップが硬いと魚がルアーを咥えた瞬間に違和感を与え、すぐに離してしまいます。
せっかくの貴重なバイトをフッキングに持ち込めないという、非常にもったいない状況に陥ってしまうのです。
硬すぎるロッドはビッグバドのポテンシャルを半減させるだけでなく、貴重なバイトチャンスを逃す大きな原因になります。
だからこそ、ビッグバドの性能を120%引き出し、貴重な一匹を確実にするためには、ルアーの動きに追従し、バイトをしっかり乗せることができる専用ともいえるロッド選びが不可欠なのです。
ビッグバド用のバスロッド選びで失敗しない3つのポイント
「ビッグバドを使っているけど、いまいち釣れない…」
「もしかしてロッドが合っていないのかもしれない…」
そんな悩みを抱えているアングラーは少なくありません。
ビッグバドはその独特なアクションゆえに、ロッドとの相性が釣果を大きく左右するルアーです。
ここでは、あなたのビッグバドのポテンシャルを最大限に引き出すための、ロッド選びにおける3つの重要なポイントを徹底解説します。
このポイントを押さえれば、もうロッド選びで迷うことはありません。
ポイント1 グラス素材か低弾性カーボンを選ぶ
ビッグバド用ロッド選びで最も重要なのが、ロッドの「素材」です。
結論から言うと、しなやかで粘りのあるグラス素材、またはそれに近い特性を持つ低弾性カーボンのロッドが最適です。
ビッグバドの生命線である「千鳥アクション」は、ルアーが左右に不規則に泳ぐことでバスの捕食スイッチを入れます。
この動きを最大限に活かすには、ロッドのティップ(竿先)がルアーの動きに素直に追従してくれる必要があるのです。
グラス素材のロッドは、その粘り強さでルアーの動きを妨げることなく、オートマチックに千鳥アクションを演出してくれます。
また、ルアーが水を掻き回す抵抗をロッド全体で受け止めるため、アングラーは一定の速度でリールを巻くだけで良くなります。
一方で、硬くて反発力の強い高弾性カーボンのロッドは、ティップがルアーの動きを抑え込んでしまい、本来の千鳥アクションを殺してしまう傾向があるため注意が必要です。
もしグラスロッドの重量感が気になる場合は、グラスとカーボンの良い部分を併せ持った「グラスコンポジット」や「低弾性カーボン」のモデルを選ぶと良いでしょう。
ポイント2 6フィート前半のMLからMクラスが基本
次に注目すべきは、ロッドの「長さ(レングス)」と「硬さ(パワー)」です。
ビッグバドの操作性を考えると、長さは6フィートから6フィート6インチ程度の、取り回しの良いモデルがおすすめです。
なぜなら、ビッグバドはただ巻きだけでなく、トゥイッチやジャークといったロッドワークを加えてイレギュラーなアクションを誘発させることも多いからです。
長すぎるロッドでは、こうした繊細な操作がしにくくなります。
また、岸際のカバーやオーバーハングの下へ正確にルアーを送り込む「アキュラシーキャスト」が求められる場面でも、ショートレングスのロッドが圧倒的に有利です。
ロッドの硬さ(パワー)は、ビッグバドの重量(約18g)を快適にキャストできるML(ミディアムライト)からM(ミディアム)クラスが基準となります。
柔らかすぎるロッドではキャスト時に胴体がブレてしまい、逆に硬すぎるとルアーの重みを乗せて投げることが難しくなります。
自分のキャストスタイルやフィールドに合わせて、最適なバランスを見つけることが重要です。
ポイント3 レギュラーテーパーでバイトのノリを重視する
最後のポイントは、ロッドの「曲がり方(テーパー)」です。
ビッグバドのようなトップウォータープラグには、竿全体がしなやかに曲がる「レギュラーテーパー」が最も適しています。
水面を割る激しいバイトが特徴のビッグバドですが、そのバイトは意外と浅く、弾いてしまうことも少なくありません。
「せっかく出たのに乗らなかった…」という悔しい経験、あなたにもありませんか?
レギュラーテーパーのロッドは、バスがルアーを吸い込んだ瞬間に竿全体が追従するように曲がり込むため、バスに違和感を与えにくく、貴重なバイトを弾かずに絡め取ることができます。
これが、いわゆる「ノリが良い」状態です。
魚が掛かった後もロッドが綺麗に曲がってくれるため、ファイト中に魚の動きをいなし、フックアウトを防ぐ効果も期待できます。
ティップだけが曲がる「ファストテーパー」のロッドは、感度に優れる反面、瞬間的なバイトを弾きやすいためビッグバドには不向きと言えるでしょう。
素材、パワー、そしてこのテーパーの3つの要素が組み合わさることで、初めてビッグバドのポテンシャルを120%引き出すことができるのです。
【決定版】ビッグバドにおすすめのバスロッド5選
ここからは、数あるバスロッドの中から、ビッグバドの性能を最大限に引き出すためにおすすめのモデルを5本厳選してご紹介します。
「具体的にどのロッドを選べばいいのか分からない…」というあなたの悩みを解決する、まさに決定版のラインナップです。
それぞれのロッドが持つ特徴や、なぜビッグバドに適しているのかを詳しく解説していきますので、ぜひあなたの理想の一本を見つけてください。
シマノ ゾディアス 170M-G
「最初の1本」として、コストパフォーマンスを重視しつつも本格的な性能を求めるアングラーに最適なグラスコンポジットロッドです。
特徴
このロッドの最大の魅力は、グラス素材の「乗り」の良さと、カーボン素材の「操作性」を絶妙なバランスで両立させている点にあります。
グラスコンポジットとは、グラスとカーボンの特性を併せ持つ素材で、ルアーの動きを最大限に活かし、バスのバイトを弾きにくいのが特徴です。
ビッグバドの約21gというウェイトをロッド全体でしっかりと受け止め、安定したキャストを可能にします。
また、ビッグバド特有の「カポカポ」というサウンドを伴う千鳥アクションを殺さず、ナチュラルに演出してくれます。
スペック
| 全長 | 2.13m |
|---|---|
| 継数 | 2本 |
| 仕舞寸法 | 109.2cm |
| 自重 | 122g |
| 適合ルアーウェイト | 10~30g |
| 素材 | グラスコンポジット |
シマノ ゾディアス 172MH/G
シマノ バスロッド 20 ゾディアス 172MH-G グリップジョイント
よりパワーを求める方や、ビッグバドだけでなく大型クランクベイトなども視野に入れている方におすすめしたい、パワフルなグラスコンポジットモデルです。
特徴
170M-Gよりもワンランク上のMH(ミディアムヘビー)パワーを持つことで、葦やウィードなどのライトカバー周りでも強引なファイトが可能になります。
ビッグバドにビッグバスがヒットした際も、主導権を渡さずに安心してやり取りできるパワーが魅力です。
7フィート2インチというレングスは遠投性能に優れ、広大なフィールドでも広範囲を効率よく探ることができます。
ただし、Mパワーに比べてやや硬さがあるため、ショートバイトを弾いてしまう可能性も考慮し、ラインの選択などで調整するのがおすすめです。
スペック
| 全長 | 2.18m |
|---|---|
| 継数 | 2本 |
| 仕舞寸法 | 111.9cm |
| 自重 | 137g |
| 適合ルアーウェイト | 12~35g |
| 素材 | グラスコンポジット |
ダイワ ブレイゾン C66M+ -G
ダイワ バスロッド ブレイゾン C66M+ -G(ベイト グリップジョイント)
正確なキャストでピンスポットを狙い撃ちたい、そんなテクニカルな釣りを好むアングラーにぴったりの一本です。
特徴
ダイワ独自のグラスコンポジット素材を採用し、粘り強いブランクス(竿本体)が特徴です。
この粘りが、ビッグバドの不規則な千鳥アクションを最大限に引き出し、まるでルアーが自発的に泳いでいるかのような生命感を演出します。
6フィート6インチというやや短めのレングスは、オーバーハングの下やアシ際など、狭いスポットへのアキュラシーキャスト(正確なキャスト)で真価を発揮します。
M+(ミディアムプラス)というパワー設定も絶妙で、操作性とパワーのバランスが取れたモデルです。
スペック
| 全長 | 1.98m |
|---|---|
| 継数 | 2本 |
| 仕舞寸法 | 103cm |
| 自重 | 118g |
| 適合ルアーウェイト | 7~28g |
| 素材 | グラスコンポジット |
シマノ 19バンタム 174MH-G
性能に一切の妥協をしたくない、最高の道具でビッグバドを極めたいと考えるエキスパートアングラーに向けたハイエンドモデルです。
特徴
シマノのフラッグシップシリーズ「バンタム」の名を冠するこのロッドは、グラスコンポジットとは思えないほどの軽さと感度を誇ります。
水中のわずかな流れの変化や、バスがルアーに触れただけのショートバイトさえも明確に手元に伝える感度は、他のロッドとは一線を画します。
7フィート4インチのロングレングスとMHパワーは、琵琶湖のような広大なフィールドでの大遠投や、ウィードエリアでのパワーゲームに完全対応します。
価格は高価ですが、それに見合うだけの満足感と釣果をもたらしてくれる、まさに「至高の一本」です。
スペック
| 全長 | 2.24m |
|---|---|
| 継数 | 2本 |
| 仕舞寸法 | 191.1cm |
| 自重 | 147g |
| 適合ルアーウェイト | 12~35g |
| 素材 | グラスコンポジット |
シマノ 22エクスプライド 170M-G
シマノ バスロッド 22 エクスプライド 170M-G/2 2023年追加モデル
感度と操作性を高いレベルで両立させたい中級者以上のアングラーに、自信を持っておすすめできる高性能ロッドです。
特徴
このロッドの最大の特徴は、高感度を実現する「カーボンモノコックグリップ」を搭載している点です。
これにより、グラスコンポジットのしなやかさを持ちながら、ビッグバドが水面を叩く振動やバスの追尾をリアルに感じ取ることができます。
ゾディアスよりもワンランク上のブランクスとガイドを採用しており、キャストフィールやルアーの操作性が格段に向上しています。
性能と価格のバランスが非常に優れており、「ゾディアスからステップアップしたい」と考えている方に最適な選択肢となるでしょう。
スペック
| 全長 | 2.13m |
|---|---|
| 継数 | 2本 |
| 仕舞寸法 | 109.5cm |
| 自重 | 117g |
| 適合ルアーウェイト | 10~30g |
| 素材 | グラスコンポジット |
まとめ
今回は、ビッグバドのポテンシャルを120%引き出すためのロッド選びについて解説しました。
独特なアクションと重量を持つビッグバドは、ロッドが硬すぎると本来の動きを殺してしまい、バイトを弾く原因となります。
ビッグバドの性能を最大限に活かす結論は、ルアーの動きに追従し、バイトをしっかり乗せるグラス素材や低弾性カーボンのレギュラーテーパーロッドを選ぶことです。
長さは6フィート前半のMLからMクラスが基本となります。
この記事でご紹介したロッドを参考に、あなただけの至高の一本を見つけ、ビッグバドでしか味わえないエキサイティングなトップウォーターゲームを心ゆくまで楽しんでください。

