ジョイクロ バス 釣り方

「ジョイクロでデカバスを釣りたいけど、使い方がよく分からない」「ビッグベイトは難しそう」と感じていませんか?この記事では、S字系ビッグベイトの元祖ジョインテッドクロー(ジョイクロ)を使ったバスの釣り方を、タックルセッティングの基本から季節ごとの攻略法、釣れない時の見直しポイントまで、初心者にも分かりやすく完全網羅します。

本記事を読めば、デカバスハンター直伝のシークレットチューンを含め、ジョイクロを使いこなすための全てが分かります。結論として、ジョイクロは正しい使い方と状況に合わせたセッティングを理解すれば、驚くほどデカバスを引き寄せる最強のルアーです。あなたもジョイクロをマスターし、夢のランカーバスをその手に掴みましょう。

目次

なぜジョイクロはデカバスを引き寄せるのか S字系の元祖が持つ魔力

「ビッグベイトって大きいだけで本当に釣れるの?」

高価なジョインテッドクロー(通称ジョイクロ)を前に、多くのアングラーが一度はそう疑問に思ったことでしょう。

しかし、ジョイクロがただ大きいだけのルアーではないことは、発売から十数年経った今もなお、多くのでかバスハンターたちに愛され、実績を出し続けている事実が証明しています。

ここでは、S字系ビッグベイトの元祖として君臨するジョイクロが、なぜこれほどまでにデカバスを魅了するのか、その魔力に迫ります。

バスの常識を覆した革命的「S字アクション」

ジョイクロが登場するまで、ビッグベイトの多くはリップ付きで、ウォブリングやローリングといった直線的なアクションが主流でした。

そこへ現れたのが、リップレスでただ巻くだけで滑らかなS字を描いて泳ぐジョイクロです。

この生命感あふれる唯一無二のS字蛇行アクションは、バスの捕食本能と好奇心を強烈に刺激します。

バスは予測不能な動きに弱く、一定のリズムでS字を描きながらも、時折見せるイレギュラーな動きに思わず口を使ってしまうのです。

また、このアクションはルアーを見切られにくく、スレたバスにも効果絶大です。

デカバスを惹きつける圧倒的な存在感と波動

デカバスほど、効率よくエネルギーを摂取するために、一度の捕食で大きなベイトフィッシュを狙う傾向があります。

ジョイクロの持つボリューム感とシルエットは、まさにデカバスが好むベイトフィッシュそのもの。

その存在感は、広範囲からバスを呼び寄せる強い集魚力を発揮します。

さらに、ジョイクロが水を押すことで生まれる独特で力強い波動は、バスの側線に強くアピールし、縄張り意識の強い個体に対しては侵入者と認識させ、威嚇によるリアクションバイトを誘発させる力も持っています。

「元祖」だけが持つ信頼と実績の歴史

ガンクラフト代表の平岩孝典氏が生み出したジョインテッドクローは、S字系というジャンルを確立したパイオニアです。

発売以来、数えきれないほどのデカバス捕獲実績を積み重ね、多くのアングラーから絶大な信頼を得てきました。

その人気から数多くの模倣品も存在しますが、ジョイントの可動域やボディの素材、浮力設定など、細部にまでこだわり抜かれたオリジナルだからこそ生み出せるS字アクションは、決して真似できるものではありません。

安価な類似品では、ジョイクロ本来の釣果を得ることは難しいでしょう。

元祖にして頂点、それがジョインテッドクローが持つ最大の強みなのです。

ジョイクロのバス釣り方で基本となるタックルセッティング

2オンス(約56g)クラスの重量があるジョインテッドクロー。その性能を100%引き出し、モンスタークラスのバスと対峙するためには、ルアーの重量に負けないパワーと、繊細な操作を可能にするバランスの取れたタックルセッティングが不可欠です。「ジョイクロを買ったはいいけど、どんなロッドやリールを合わせればいいんだろう…」そんな悩みを抱えるアングラーのために、ここでは基本となるタックルセッティングを徹底解説します。

ロッドの選び方 硬さと長さの基準

ジョイクロを扱う上で最も重要なのがロッドの選択です。ロッドのパワーが不足していると、正確なキャストができないだけでなく、ルアーの重みで破損してしまう危険性もあります。

ロッドの硬さは、ヘビー(H)からエクストラヘビー(XH)クラスが基本となります。 これにより、約2オンスあるジョイクロ178の重さをしっかりとロッドに乗せて、安定したキャストが可能になります。 また、力強いフッキングを決め、カバー際からバスを引き離すためのパワーも確保できます。

長さについては、7フィート(約2.1m)前後のモデルが、遠投性能と操作性のバランスに優れ、オールラウンドに活躍します。 ボートからの釣りで、より正確なキャストが求められる場面では6フィート台のショートロッドも有効です。 逆に、飛距離を重視するなら7フィート以上のロングロッドが有利になります。 テーパー(調子)は、キャスト時にルアーの重みを乗せやすいレギュラーテーパーがおすすめです。

リールの選び方 ハイギアかノーマルギアか

ジョイクロのような重量級ルアーを一日中快適にキャストし続けるためには、リールの剛性が非常に重要です。スプールやボディが歪みにくい、高剛性のベイトリールを選びましょう。 ベイトフィネス用などの軽量ルアーに特化したリールは、スプールが破損する可能性があるため適していません。

ギア比の選択は、アングラーの好みやメインとする使い方によって意見が分かれるポイントです。

  • ノーマルギア(ギア比6点台): 巻き抵抗の大きいルアーでも滑らかに、そして一定の速度で巻きやすいのが特徴です。 ただ巻きを主体とする場合に、ルアーの動きを感じ取りやすく、初心者にも扱いやすいでしょう。
  • ハイギア(ギア比7点台以上): ハンドル1回転あたりのライン巻き取り量が多く、ラインスラック(糸ふけ)を素早く回収できるのが最大のメリットです。 ジャークやトゥイッチでリアクションバイトを狙う釣りや、手返し良く広範囲を探りたい場合に有利です。

どちらを選ぶか迷う場合は、まずはただ巻きの基本をマスターしやすいノーマルギアから始め、釣りのスタイルに応じてハイギアを導入するのがおすすめです。

ラインの選び方 素材と太さの最適解

ルアーとアングラー、そしてバスを繋ぐラインは、タックルセッティングの中でも特に重要な要素です。ラインブレイク(糸切れ)は、貴重なルアーとビッグバスを逃す最大の原因となります。

素材は、根ズレに強く、感度にも優れるフロロカーボンラインが最も一般的でおすすめです。 しなやかで扱いやすいナイロンラインも選択肢に入りますが、障害物との摩擦には注意が必要です。

ラインの太さは、フロロカーボンラインの場合、16lbから20lbを基準に考えましょう。 14lb以下だとキャスト時にラインブレイクするリスクが高まり、逆に太すぎると飛距離が落ちたり、ルアーのアクションが硬くなったりする可能性があります。 障害物の少ないオープンウォーターでは16lb、アシや岩などのストラクチャーが複雑に入り組んだエリアでは20lb以上、といったようにフィールドの状況に合わせて調整することが釣果への近道です。

ルアーの重みでラインには常に大きな負荷がかかっています。キャスト前やルアー交換の際には、ラインに傷がないかこまめにチェックする癖をつけましょう。

サイズと浮力で使い分けるジョイクロのラインナップ

元祖S字系ビッグベイトとして君臨するジョインテッドクロー、通称「ジョイクロ」。 その魅力はサイズや浮力(ルアーが水中で浮くか沈むかの性質)の豊富なラインナップにあり、これらを使い分けることがデカバス攻略の鍵となります。 「どのサイズを選べばいいかわからない」「フィールドに合っているか不安」と感じるアングラーも多いのではないでしょうか。ここでは、各モデルの特徴を解説し、あなたのフィールドや状況に最適なジョイクロ選びをサポートします。

ジョインテッドクロー178 基準となる王道サイズ

最初に手にするべきは、オリジナルサイズの178です。 全長178mm、重さ2ozクラスという圧倒的な存在感で、遠くのバスにもその存在をアピールし、引き寄せる力は絶大です。 特にリザーバーや大規模河川など、広いエリアでバスを探す釣りに最適です。 浮力はフローティング(F)とスローシンキング(SS)の2タイプが基本。 まずは動きを目で確認しやすいフローティングタイプから始めるのがおすすめです。 水面や水面直下をS字を描いて泳がせ、バスのチェイス(ルアーを追いかける行動)を誘い出しましょう。

ジョインテッドクロー148 喰わせのサイズ感

178ではアピールが強すぎると感じる場面や、フィールドのベイトフィッシュ(バスの餌となる小魚)が小さい時に活躍するのが148です。 全長148mm、重さ1.2ozクラスと一回りコンパクトで、プレッシャーの高いフィールドでもバスに口を使わせる「喰わせの能力」に長けています。 通常のMH(ミディアムヘビー)クラスのベイトタックルでも扱いやすく、ビッグベイト専用タックルを持っていなくてもジョイクロの釣りを始められるのが魅力です。 178でチェイスはあってもバイトに至らない時、サイズダウンすることで思わぬ好反応が得られることがあります。

ジョインテッドクロー128 野池や小規模河川の切り札

野池や小規模河川、水路など、小規模なフィールドの切り札となるのが128です。 全長128mm、重さ3/4ozクラスとさらに小型化され、M(ミディアム)クラスのロッドでも快適にキャストできます。 オーバーハング(岸から水面へ張り出した木や草)の下などを正確に狙うピンスポット攻略で真価を発揮します。アクションは意図的に抑えられており、スレたバスにも違和感を与えにくい「動かないS字系」として設計されています。 ビッグベイトタックルがなくても扱える手軽さが魅力ですが、ラインは14lb以上の太さを推奨します。

ジョインテッドクロー70 スピニングでも扱えるフィネスモデル

シリーズ最小となる70mmサイズは、ビッグベイトの釣りをスピニングタックルやベイトフィネスタックルで展開できる革新的なモデルです。 その小さなシルエットは、バスが小さなベイトを偏食している状況で絶大な効果を発揮します。 着水音が静かなため、警戒心の強いバスにもプレッシャーを与えにくいのが特徴です。 バスフィッシングだけでなく、渓流のトラウトや海のシーバスなど、様々な魚種をターゲットにできる汎用性の高さも魅力の一つです。

ジョイクロの基本的なバス釣り方とアクション3選

「ジョイクロを買ったけど、どう動かせばいいか分からない…」そんな悩みを抱えていませんか?

ジョインテッドクローは、ただ投げて巻くだけでも釣れるポテンシャルを秘めていますが、基本的なアクションを覚えることで、その威力は倍増します。

ここでは、デカバスを獲るために絶対にマスターしておきたい3つの基本アクションを、状況に応じた使い分けと共に詳しく解説します。

ただ巻き 基本にして最も重要なS字アクション

ジョイクロの代名詞とも言えるのが、リールを一定速度で巻くだけで描かれる美しいS字の軌道です。

この生命感あふれる動きは、バスの捕食本能を強烈に刺激し、遠くにいるバスさえも引き寄せる力を持っています。

まずは、ルアーの動きが目で確認できるシャローエリアで、ジョイクロが最も艶めかしく泳ぐリトリーブスピードを見つけることから始めましょう。

ロッドティップをぶらさず、一定の速度で巻き続けることが、綺麗なS字アクションを生み出すコツです。

特に、広範囲にバスが散っている時や、フィーディングタイムでやる気のあるバスを探す場面で非常に有効なアクションです。

ジャーク&トゥイッチ リアクションバイトを誘う使い方

ただ巻きでバスが追ってくるものの、なかなか口を使わない…そんなじれったい状況を打破するのがジャークやトゥイッチです。

ロッドを鋭く短く煽ることで、ジョイクロは左右に大きくダートし、予測不能な動きで逃げ惑うベイトフィッシュを演出します。

この不規則な動きが、バスの捕食スイッチを強制的に入れ、思わず口を使ってしまう「リアクションバイト」を誘発するのです。

ストラクチャーの横を通過するタイミングや、バスがチェイスしてきた瞬間にアクションを加えるのが効果的です。

ジャークやトゥイッチを行う際は、ラインスラック(糸のたるみ)を少し出すのがキモ。ラインを張ったままだと、ルアーの可動域が狭まり、キレのあるダートが生まれません。

デッドスティッキング 止めて見せて喰わすテクニック

「静」のアクションであるデッドスティッキングは、特に低水温期やハイプレッシャーなフィールドで絶大な効果を発揮します。

キャスト後、ルアーを任意のレンジまでフォールさせ、そのまま何もせずに水中で漂わせるテクニックです。

ただルアーを止めているだけで本当に釣れるのかと不安になるかもしれませんが、この「間」が、スレたバスに口を使わせる最大のチャンスとなります。

バスにルアーをじっくりと見せることで警戒心を解き、弱って死にかけたベイトフィッシュだと誤認させてバイトに持ち込みます。

風や流れでルアーが僅かに動くだけでも、それは十分に生命感を演出するアクションになります。

バイトは非常に小さく、ラインが僅かに走るだけの場合も多いため、集中力を切らさずにラインの変化を見逃さないことが重要です。

季節別シーズナルパターン攻略 ジョイクロのバス釣り方

ジョインテッドクローは、季節ごとのバスの行動パターンに合わせて使い方をアジャストすることで、一年を通してデカバスを狙えるルアーです。 ここでは春夏秋冬、それぞれの季節に合わせたジョイクロの具体的な釣り方を解説します。

春のジョイクロバス釣り スポーンを意識したデカバス狙い

春にジョイクロでデカバスを釣りたいけど、どこをどう狙えばいいか分からない、そんな悩みを抱えるアングラーは少なくありません。春のバス釣りで最も重要なキーワードは「スポーニング(産卵)」です。 特に産卵を控えたメスの大型バス(プリスポーナー)は、エサを求めて浅いエリア(シャロー)に差してきます。 このタイミングで、産卵を意識したバスがフィーディングに入るであろうシャローフラットや、その一段下のブレイクラインを丁寧に探ることが、デカバスとの遭遇率を格段に高めます。 アクションは、ゆっくりとした「ただ巻き」や、ルアーを漂わせる「デッドスティッキング」が効果的です。 派手なアクションよりも、無防備なベイトフィッシュを演出し、バスに口を使わせる間を与えることを意識しましょう。 ネスト(産卵床)を守るバスを直接狙う釣りは、バスの再生産に悪影響を与える可能性があるため、アングラーとして配慮ある行動を心がけましょう。

夏のジョイクロバス釣り シェードや流れを攻める

日中の暑い時間帯は全く釣れる気がしないと感じる夏の釣り。高水温期はバスの活性も下がりがちですが、ジョイクロが活躍する場面は数多く存在します。 夏のバスは、少しでも水温が安定し、酸素量が多い快適な場所を好みます。具体的には、橋脚やオーバーハングが作る「シェード(日陰)」、冷たい水が流れ込む「インレット」、そして「カレント(流れ)の効いたエリア」が狙い目です。 こうしたピンスポットを、朝夕のマズメ時や、雨後で水温が下がったタイミングにテンポ良く探っていくことが釣果への近道です。アクションは、バスにルアーを見切らせないよう、やや速めの「ただ巻き」や、短いジャークを入れてリアクションバイトを誘うのが有効です。 炎天下での釣りは熱中症のリスクが非常に高まります。こまめな水分補給と休憩を忘れず、安全に釣りを楽しみましょう。

秋のジョイクロバス釣り ベイトフィッシュを追うバスを狙う

秋はバスが広範囲に散ってしまい、どこを狙えば良いか絞りきれないという経験はありませんか。秋は「食欲の秋」と言われる通り、バスは冬に備えて積極的にエサを追い回します。 この時期のバスは特定のストラクチャーに付くよりも、ベイトフィッシュの群れに付いて回遊していることが多いのが特徴です。 したがって、バスが捕食しているベイトフィッシュ(アユ、ワカサギ、ハスなど)のサイズにジョイクロの大きさを合わせ、広範囲を効率よくサーチすることが重要になります。 アクションの基本は、ジョイクロ最大の特徴であるS字アクションを最も魅力的に見せられる「ただ巻き」です。 チェイスがあっても慌ててアクションを変えず、一定の速度で巻き続けることで、バスが我慢できずにバイトしてくることも少なくありません。

冬のジョイクロバス釣り 低水温期のリアクション狙い

冬はビッグベイトでは釣れないと思い込んでいる方もいるかもしれませんが、それは大きな誤解です。冬のバスは水温が安定するディープエリアや、温かい水が供給されるエリアでじっとしており、体力を使わない省エネモードに入っています。 しかし、目の前に食べやすそうなエサが現れれば、思わず口を使ってしまうことがあります。 これが「リアクションバイト」です。低活性のバスの目の前でルアーを「見せて」口を使わせるイメージで、ジャーク後のポーズ(止め)を長く取ることが極めて重要になります。 ウェイトを調整してサスペンド、もしくはスローシンキングにチューニングしたジョイクロを、ボトム付近でじっくりと見せる釣り方が効果的です。 冬のバイトは「コンッ」という非常に小さなアタリや、ラインが少し動くだけの場合が多いです。ラインの僅かな変化も見逃さない高い集中力が求められます。

デカバスハンター直伝 釣果を激変させるシークレットチューン

ノーマルのままでも十分に釣れるジョインテッドクローですが、少し手を加えるだけでその威力は倍増します。ここでは、数々のデカバスを仕留めてきたアングラーたちが実践する、シークレットチューニングを特別に公開します。 「ジョイクロでアタリはあるのに乗らない」「あと一歩で見切られてしまう」そんな悩みを抱えている方は必見です。

ウェイトシールを使ったサスペンドチューニング

ジョイクロチューンの基本にして最も重要なのが、ウェイトシールを使った浮力調整です。 特に低水温期やバスの活性が低い状況では、ルアーを水中で漂わせる「サスペンド」状態が絶大な効果を発揮します。 狙ったレンジを一定に保ちたい、食わせの間を作りたい、そんな時にこのチューニングが活きてきます。

やり方は非常にシンプルで、市販のウェイトシールをジョイクロの腹部に貼り付けるだけです。 ベースにはフローティング(F)モデルを選ぶのが一般的です。 貼る位置や重さによってS字アクションの質や沈下姿勢が変わるため、フィールドの水温や状況に合わせて微調整を繰り返すことが釣果への近道です。

例えば、アゴの下に貼ると頭下がりになり潜りやすくなりますが、S字アクションはタイトになる傾向があります。 逆に、ジョイント部の後方やリアボディに貼ると、よりワイドで滑らかなS字を描きやすくなります。 まずはフロントフックの前後やアゴの下に貼り、現場で少しずつカットしたり追加したりしながら、理想のサスペンド状態を見つけ出しましょう。

注意点として、ウェイトを貼りすぎるとS字アクションが失われ、本来の性能を発揮できなくなることがあります。必ずスイムテストをしながら少しずつ調整してください。

フェザーフックの絶大な効果と交換方法

チェイスはしてくるものの、最後の最後でUターンされてしまう。そんな悔しい経験はありませんか?その悩みを解決してくれるのがフェザーフックです。 フックの存在感をカモフラージュし、水の抵抗によって移動距離を抑える効果があります。

最大のメリットは、ルアーを止めた(ステイさせた)際のフェザーの揺らめきによるバイト誘発効果です。 まるで生き物のヒレのようにフワフワと漂うフェザーが、見切っていたバスの捕食スイッチを最後の一押しで入れてくれます。特にリアフックに装着すると、追尾してきたバスへのアピール力が高まり、フックをめがけてバイトしてくるためフッキング率の向上も期待できます。

交換は、スプリットリングプライヤーを使って純正フックと交換するだけです。フックサイズは純正と同じか、狙いに合わせてワンサイズ変更するのも良いでしょう。フェザーの色をボディカラーに合わせるか、逆に目立つ色にしてバイトマーカーにするかなど、様々な組み合わせを試すのも楽しみの一つです。

ジョイント部の可動域を調整する裏ワザ

ジョイクロの心臓部であるジョイント部分に手を加え、S字の幅をコントロールする上級者向けのチューニングです。「もっとキレのあるタイトなS字で攻めたい」「よりワイドなS字で広範囲にアピールしたい」といった、さらに一歩踏み込んだ使い方をしたい場合におすすめです。

具体的な方法の一つとして、ジョイント部のゴムパーツにわずかな切れ込みを入れたり、薄いゴムシートやOリングを挟んだりすることで、ボディ同士の可動域を調整します。可動域を狭めれば、ハイピッチでキレのあるタイトなS字アクションに。逆に可動域を少し広げる加工をすれば、より大きくゆったりとしたワイドなS字アクションを生み出すことが可能です。

障害物が絡むピンスポットでは移動距離を抑えたタイトアクション、広大なウィードエリアなどではワイドアクションでアピールするなど、状況に応じた使い分けが可能になります。

このチューニングは元に戻せない加工を含む場合があり、やりすぎるとルアーのバランスを著しく損なう危険性があります。試す際は自己責任で、少しずつ様子を見ながら行ってください。

ジョイクロでバスが釣れない時に見直すべきポイント

「ジョイクロは釣れると聞くのに、自分だけ釣れない…」

チェイスはあってもバイトに繋がらない、そんな悩みを抱えているアングラーは少なくありません。

デカバスを魅了する力を持つジョイクロですが、そのポテンシャルを最大限に引き出すにはいくつかのコツが必要です。

ここでは、ジョイクロでバスが釣れない時に見直すべきポイントを徹底的に解説します。

タックルバランスは適切か?

意外と見落としがちなのがタックルバランスです。

ルアーの性能を100%引き出すための土台となる部分なので、もう一度確認してみましょう。

ロッドの硬さとルアーウェイト

ジョインテッドクロー178は約2oz(約56g)のウェイトがあります。

この重さに負けてしまうような柔らかいロッドでは、キレのあるS字アクションを生み出すことができません。

逆に硬すぎるロッドは、キャスト時にルアーの重みを乗せにくく、飛距離が出ない原因になります。

また、バスがバイトした際に弾いてしまうこともあります。

まずは、お使いのロッドの推奨ルアーウェイトが、使用するジョイクロの重さに適合しているかを確認しましょう。

ラインの太さと素材

ラインの選択もS字アクションの質に大きく影響します。

推奨はフロロカーボンラインの16lb〜20lb、またはナイロンラインの20lb〜25lbです。

ラインが太すぎると水の抵抗を受けてS字の幅が狭くなり、逆に細すぎるとラインブレイクのリスクが高まります。

特にナイロンラインは、そのしなやかさから、より滑らかで大きなS字を描きやすいという特徴があります。

フロロとナイロン、それぞれの特性を理解し、フィールドの状況に合わせて使い分けることが釣果への近道です。

フィールドとジョイクロの選択は合っているか?

目の前のフィールドの状況と、選んだジョイクロがマッチしていない可能性もあります。

バスの目線に立って、選択を見直してみましょう。

ベイトフィッシュのサイズとジョイクロのサイズ感

そのフィールドのメインベイト(バスが主に捕食しているエサ)のサイズと、使っているジョイクロのサイズが合っていますか?

例えば、アユやハスがメインベイトの河川でジョイクロ128を投げるよりも、178の方が反応が良い場合があります。

逆に、野池のブルーギルやオイカワがベイトなら、148や128にサイズダウンした方が効果的です。

バスがその日意識しているベイトのサイズに合わせることが、見切られないための重要な要素です。

水の透明度とカラーセレクト

クリアウォーター(澄んだ水)では、ゴースト系やナチュラルプリントカラーなど、リアルで水に馴染むカラーが有効です。

逆にマッディウォーター(濁った水)では、チャート系やピンク系など、バスにルアーの存在を気づかせやすい派手なカラーが効果を発揮します。

「このカラーが釣れる」と決めつけず、その日の水色に合わせてカラーローテーションを試みてください。

アプローチとアクションは正しいか?

ルアーやタックルに問題がなければ、次は使い方です。

知らず知らずのうちにバスにプレッシャーを与えているかもしれません。

バスに気づかせすぎないアプローチ

ジョイクロを追いかけては来るけど、Uターンされてしまう場合、バスに警戒されている可能性があります。

着水音はできるだけ静かに、サミングでコントロールしましょう。

また、いきなりバスの目の前にキャストするのではなく、少し離れた場所にキャストし、バスのいるであろうポイントを通過させるようにリトリーブコースを調整することも重要です。

特にデカバスほど警戒心が高いため、気配を消してアプローチすることを常に意識してください。

一定速ではない「変化」の演出

ただ巻きは基本ですが、それだけでは見切られてしまうことがあります。

重要なのはリトリーブスピードやアクションに「変化」を加えることです。

S字の軌道が変わる瞬間にジャークを入れてダートさせたり、リトリーブをピタッと止めて「間」を作ったりすることで、リアクションバイトを誘発できます。

チェイスしてきたバスの少し先でアクションを変化させると、思わず口を使ってしまうことが多いです。

アクションの変化は、バスがルアーを見失わない程度の範囲で行うことが重要です。

バスの付き場をイメージできているか?

闇雲にキャストを繰り返しても、そこにバスがいなければ釣れる可能性はゼロです。

ジョイクロというルアーの特性を活かせる場所を狙う必要があります。

ストラクチャーとシェードを攻める

バスは変化のある場所を好みます。

岩、倒木、橋脚などのストラクチャー(障害物)や、日差しを避けるシェード(影)は絶好のポイントです。

ジョイクロをこれらの変化に絡めて通すことで、隠れていたバスが飛び出してくることがあります。

ストラクチャーの奥にキャストするのではなく、横をかすめるように通すのがコツです。

流れの変化やインレットを狙う

川やリザーバーでは、流れがヨレる場所や、他の流れ込み(インレット)はベイトフィッシュが集まりやすい一級ポイントです。

このような場所では、バスはエサが流れてくるのを待ち構えています。

流れに乗せてジョイクロをドリフトさせたり、流れの強弱を利用してアクションさせたりすることで、やる気のあるバスを効率的に狙うことができます。

まとめ

S字系の元祖ジョインテッドクローは、その唯一無二のアクションでデカバスを強烈に引き寄せます。この記事で解説した基本的な使い方から季節別攻略、そしてシークレットチューンまで、全てがデカバスへの最短ルートです。

数あるテクニックの中でも、ジョイクロの生命線である美しいS字アクションを安定して出すことが釣果への一番の近道です。まずは信じて投げ続けること。そして状況に応じてチューニングを施すことで、ジョイクロは最強の武器になります。ぜひこの記事を参考に、夢のデカバスをキャッチしてください。

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